仙腸関節炎

関節が痛む・・・その原因はいろいろありますが、日本人で最も多いのは変形性関節症です。年齢を重ねるとともに軟骨がすり減って痛みが発生します。軟骨は、骨と骨との間にあり、クッションのような役割をするので、これがすり減ってしまうと痛みが生じます。
もちろん、スポーツなどで靭帯、もしくは半月板などを傷めたときも痛みが出ますし、関節リウマチ、感染性関節炎、痛風などの病気でも痛みが出ますので、症状をよく観察することが大切です。

仙骨と寛骨の間、骨と骨の継ぎ目の部分が仙腸関節です。この関節は、強力な仙腸靱帯という靭帯によって前後から結び付けられていて、大きな動きはしません。
しかし、とても重要な部分です。
骨盤は、上半身を支え、下半身を動かす軸となっています。そのため骨盤がゆがんだり、加齢にともない傾いたりすると、骨がゆがむこともあります。その結果、腰痛の原因にもなりうるのです。

何らかの原因で、仙腸関節にずれや捻れが生じると、骨盤全体がゆがんでしまいます。骨盤のゆがみが、徐々に全身のバランスへと影響して、頭痛や肩こりなど体の様々な影響を及ぼします。また、骨盤は内側に内臓を納めてもいるので、ゆがみがあると冷えやむくみもおこりやすくなります。

仙腸関節の痛みの特徴は、仙腸関節のあたりを中心とする腰からおしりにかけての痛みです。
そけい部や押しの付け根が痛い、足にも痛みが出ることもあります。椅子に座ると痛みが出る、あおむけに寝た時に痛む、そんな時は仙腸関節の痛みの疑いがあります。

腰でお尻の部分よりも、やや少し上のすこし出ている骨のどちらか
一方、または周辺が痛みます。椅子に座った時、お尻や腰の痛みが増す人やそけい部の奥の方が痛む人もいます。
今までは、出産後の女性に多いとされてきましたが、全ての男女に起こりうる症状だということが分かっています。

痛みが出たら、いつごろからどのような症状か、どうすると痛いのかを良く把握しておくとよいでしょう。

お尻の筋肉を伸ばすようなストレッチが効果的です。
起きる前に布団の中でゆっくりと膝を抱える動作や、片膝を曲げて反対の素子のほうへゆっくりねじる動きをすると、お尻の部分伸びます。痛みが出るま逆効果ですので、気持ちがいい所で伸ばすと良いでしょう。
朝が一番痛みがひどい場合が多く、徐々に動かすことで緩和される場合もあります。ただし、そのままにせずに専門機関への受診をお勧めします。

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